2025/12/02
PX277PROから次のモニターへ:UWQHDか4Kか、在宅エンジニアの検討ログ
① 現時点での結論(暫定)
いま私が比較しているのは、
- 現行:PX277PRO(27インチ WQHD / 165Hz / USB-C 65W)
- 候補A:34インチ UWQHD(3440×1440)+USB-C給電対応
- 候補B:27〜28インチ 4K(3840×2160)+USB-C給電対応
の3つです。
現時点での暫定結論としては、
- 第一候補:34インチ UWQHD+USB-C 65W
- 第二候補:27〜28インチ 4K+USB-C 65W
という形で、作業効率を上げるならUWQHD派、文字の精細さ・汎用性なら4K派 という、かなり王道な悩み方をしています。
② 現在の環境と不満・改善したいポイント
現在のメインモニター
- 型番:PX277PRO
- 27インチ / WQHD(2560×1440)
- 最大165Hz(DP / USB-C)、HDMIは144Hz
- USB-C(最大65W給電)対応で、MacBookを1本ケーブル接続
- PS5はHDMI接続で利用
用途の比率
- 在宅ワーク(プログラミング・資料作成・ブラウザ):約7割
- ゲーム(PC・PS5):約3割
満足している点
- 作業とゲームの両方を1枚でこなせるバランスの良さ
- USB-C 1本でMacBookがつながるので、配線がすっきりしている
- 発色や視野角もFast IPSらしく安定していて、長時間作業でも大きな不満がない
改善したくなってきた点
- 27インチだと、ウィンドウ3分割(エディタ+ブラウザ+資料)を常用するには少し狭い
- 在宅ワーク用の「作業領域」をもう一段階広げたくなってきた
- 数年単位で使う前提で、解像度・サイズ・デザイン をまとめてアップデートしたい
③ 比較ポイントの整理(PX277PRO vs UWQHD vs 4K)
| 比較軸 | 現行:PX277PRO | 候補A:34インチ UWQHD | 候補B:27〜28インチ 4K |
|---|---|---|---|
| サイズ | 27インチ | 34インチ前後 | 27〜28インチ |
| 解像度 | 2560×1440 | 3440×1440 | 3840×2160 |
| アスペクト比 | 16:9 | 21:9 | 16:9 |
| リフレッシュレート | 最大165Hz | 100〜144Hzを想定 | 60〜144Hzを想定 |
| 曲率 | フラット | R1800〜R4000想定(湾曲あり) | フラット想定 |
| パネル | Fast IPS | IPSまたはVA | IPSメイン |
| USB-C給電 | 65W | 65W前後必須 | 65W前後必須 |
| 主な用途の相性 | 作業・ゲームのバランス型 | 作業効率特化(横幅重視) | 精細さ特化(文字・画像重視) |
④ 候補A:34インチ UWQHD(3440×1440)の検討
良さそうなポイント
- 横方向の作業領域が大きく増える
- エディタ / ブラウザ / ドキュメント の3つを横一列に並べやすい
- タブ切り替え回数を減らせる
- 1枚のウルトラワイドで「なんちゃってデュアルディスプレイ」的な使い方ができる
- 解像度がWQHD系なので、4Kほど負荷が重くなく、PCゲームとの相性も良い
- USB-C給電対応モデルを選べば、PX277PROと同様に MacBookをケーブル1本で接続 するスタイルを維持できる
気になっているポイント
- 湾曲率がR1800〜R1500のモデルが多く、R3800〜R4000のような“緩いカーブ”はかなり少ない
- デスク奥行きがそれなりに必要で、視聴距離が近すぎると圧迫感が出そう
- 白筐体モデルの選択肢が少なく、見た目にこだわると候補がさらに限られそう
⑤ 候補B:27〜28インチ 4K(3840×2160)の検討
良さそうなポイント
- 文字やUIの精細さが段違い で、コードや文章の読みやすさが向上
- macOSやWindowsのスケーリング設定と相性がよく、作業用としても使いやすい
- USB-C 65W対応モデルや白筐体モデルなど、選択肢が比較的多い
- 写真・動画・コンテンツ視聴にも強く、汎用性が高い
気になっているポイント
- 画面サイズが27〜28インチだと、物理的な横幅はPX277PROとそこまで変わらない
- 「広さ」というよりは「精細さ」がメインの進化になる
- 4Kかつ高リフレッシュレート(120〜144Hz)のモデルは、価格レンジが上がりがち
- 解像度が高いため、PC側のGPU負荷も増える
⑥ PS5 / PS5 Proとの相性をどう考えるか
私が実際に使っていたのは PS5(無印) ですが、これから買うモニターは PS5 Pro を含めた環境で数年使う可能性があります。
PS5の場合
- 最大120Hz出力に対応
- 4K / 1440p / 1080pの出力に対応(ゲーム側の対応状況次第)
- 私の用途では
- PX277PROでの1080p/120Hzプレイ
- 1440p/60〜120Hz(タイトル次第)
が中心でした
UWQHDモニターを選ぶ場合でも、PS5側は基本的に「16:9ベースの解像度」を出力するので、
- 画面左右に黒帯が出る
- モニター側のスケーリングでウルトラワイドに引き伸ばされる
といった挙動になる可能性があります。
ここは 具体的なモデルと実機レビューを確認しながら決めたいポイント です。
PS5 Proを視野に入れる場合
- PS5 Proも、モニターへの出力としては最大120Hzまで(モニター側も120Hz以上対応であればOK)
- 違いは、4Kでより高フレームレート/高画質を狙いやすい 点にある
- 4Kモニターを選ぶなら、PS5 Proの性能をより活かしやすい
つまり、
- UWQHD 34インチ:作業効率が主目的。PS5/PS5 Proでは「横長表示」をどう割り切るかがポイント
- 4K 27〜28インチ:PS5 Proを視野に入れるなら、ゲーム/映像面でも相性が良い
という整理になりそうです。
⑦ 現時点の私なりの考え
- 在宅ワークの比率が高いので、作業効率だけを考えればUWQHD 34インチがかなり魅力的
- 一方で、テキストの精細さや将来のPS5 Proとの相性を考えると、4K 27〜28インチも捨てがたい
- PX277PROでUSB-C 1本運用に慣れてしまったので、USB-C給電(65W前後)は必須条件のまま維持 したい
そのため、現時点では
- 第一候補:34インチ UWQHD(USB-C 65W対応)
- 第二候補:27〜28インチ 4K(USB-C 65W対応)
という順位ですが、実機確認と候補モデルの絞り込み次第で、まだひっくり返る余地がある と考えています。
⑧ 今後やる予定のこと(検討ログとして)
- 店頭で34インチUWQHD(特にR1800付近の湾曲)の実機を確認する
- USB-C 65W対応のUWQHD / 4Kモニターの候補を、型番レベルでリストアップする
- PS5 / PS5 Proでの実際の挙動(UWQHD時の表示、4K時の遅延など)のレビューを集める
- 価格推移(セール時期)も含めて、購入タイミングを検討する
このあたりを調べながら、「PX277PROからの正統進化」なのか、「思い切ってUWQHDへ舵を切る」のか を決めていくつもりです。