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JN-i27G120U-C6とJN-IPS27G120U-HSPC6を比較:モニターアーム前提ならどっちを選ぶ?

はじめに:PX277PROから4K 120Hzへの乗り換え検討

私は在宅で開発作業をしているエンジニアで、
これまで Pixio PX277PRO(27インチ WQHD・144Hz) をメインモニターとして使ってきました。

  • 解像度:WQHD(2560×1440)
  • サイズ:27インチ
  • 視聴距離:約65cm

この組み合わせ自体は気に入っているのですが、
「Macでの作業領域」と「文字のシャープさ」には物足りなさを感じてきました。

そこで、4K 120Hz+USB-C 65W給電対応の27インチを軸に乗り換え候補を探していく中で、
JAPANNEXTの

  • JN-i27G120U-C6
  • JN-IPS27G120U-HSPC6

という、スペックがほぼ同じ2モデルが候補に上がりました。

この記事では、この2機種の違いと、
特に私のように 「モニターアーム前提で使う場合にどちらを選ぶべきか」 を整理しておきます。


共通スペック:中身はほぼ同じ「4K 120Hz万能モニター」

まずは共通点から。

どちらもスペックシート上は、中身がほぼ同じクラスの4Kモニターです。

  • サイズ:27インチ
  • パネル:IPS
  • 解像度:4K(3840×2160)
  • リフレッシュレート:最大120Hz
  • 応答速度:1ms(MPRT)
  • 輝度:400cd/m²クラス(HDR400相当)
  • 色域:sRGB 100%前後 / DCI-P3もカバーする広色域
  • VRR対応(FreeSync / Adaptive-Sync)
  • スピーカー内蔵
  • VESAマウント:75×75mm対応

入力端子・機能も同等クラス

端子構成や機能面もほぼ同じです。

  • HDMI 2.1 ×2(4K 120Hz入力)
  • DisplayPort 1.4 ×1
  • USB-C ×1
    • 4K映像入力
    • 最大65WのUSB PD給電(MacBook接続に最適)
  • USB-B(アップストリーム)+USB-A(ダウンストリーム)×2
    KVM切替機能に対応
  • オーディオアウト(ヘッドホン端子)

つまり、

「画質」「端子」「4K120Hz」「USB-C 65W」「KVM」など、モニターとしての“中身”はほぼ同じ

と考えて大丈夫です。


違い①:スタンド(ここが一番の差)

2機種の違いで 最も大きいのがスタンドの仕様 です。

JN-i27G120U-C6:シンプルスタンド(チルトのみ)

  • 上下の角度調整(チルト)のみ対応
  • 高さ調整なし
  • 左右のスイーベルなし
  • 縦画面(ピボット)なし

「とりあえず置ければOK」な最低限のスタンドという位置づけで、
細かくポジションを追い込みたい人には物足りません。

JN-IPS27G120U-HSPC6:多機能スタンド(昇降・ピボット対応)

  • 高さ調整(昇降)
  • 左右スイーベル
  • 縦画面回転(ピボット)
  • チルト

いわゆるフル機能スタンドで、
視線の高さを調整したり、縦画面でコードやログを見たり、
自分の体に合わせたポジションを作りやすいモデルです。


違い②:価格・販売チャネル

もうひとつの違いは、売られ方と価格帯です。

  • JN-i27G120U-C6
    • 主に Amazon限定モデル という位置づけ
    • 価格は、HSPC6より安めに設定されていることが多い
  • JN-IPS27G120U-HSPC6
    • 公式直販や量販店、各種ECサイトで広く販売
    • 多機能スタンドが付く分、i27G120U-C6より数千円高いことが多い

まとめると、

「i」はスタンドを簡素化して安くしたモデル 「IPS-HSPC6」は多機能スタンドが付いた”フル機能版”

という構図です。


モニターアーム前提で使うならどうなる?

ここからが本題です。

私はデスクの都合上、モニターアーム運用が前提です。
この場合、2機種の違いはどうなるのか?

結論から言うと、

モニターアームを使う前提なら、実質「ほぼ一緒」

と考えて問題ありません。

スタンドの差はアーム運用だと無意味になる

モニターアームを使う場合、付属スタンドは取り外してしまいます。

  • 昇降・スイーベル・ピボットなどのスタンド側の可動機能は一切使わない
  • 実際に高さや角度を調整するのはアーム側の役割

なので、
スタンドにお金をかけても、アーム運用ではそのメリットを享受できません。

この時点で、

  • 中身(パネル・端子・機能)はほぼ同じ
  • スタンドの差は、アームを付けた瞬間に消える

という状態になります。


私ならどう選ぶか:用途別のおすすめ

パターン①:モニターアーム前提(私のケース)

  • デスクのレイアウト都合でアームを使う
  • 高さ・位置調整はすべてアームに任せたい
  • VESA 75×75対応で取り付けられることが前提

この条件なら、私はこう判断します。

アーム前提なら、安い方の「JN-i27G120U-C6」で十分。

スタンドの機能は使わないので、
数千円の差額を“使わないスタンド”に払う必要はないという考え方です。

その分の予算を、

  • より良いモニターアーム
  • ケーブルやUSBハブ
  • 他のガジェット

に回した方が、トータルの満足度は高くなりそうです。

パターン②:純正スタンドで運用したい場合

逆に、モニターアームを使わず純正スタンドで完結させたいなら話は変わります。

  • 目線の高さを細かく調整したい
  • その日の体調に合わせて上下左右に微調整したい
  • ときどき縦画面にしてコードやログを一気に表示したい

こういった使い方をする予定があるなら、

スタンド込みで完結する「JN-IPS27G120U-HSPC6」を選ぶ価値は十分にある

と思います。


購入前にチェックしておきたいポイント

モニターアーム前提で「i27G120U-C6にしようかな」と思ったときに、
個人的にチェックしておきたいポイントもメモしておきます。

1. アームの対応重量

  • 27インチ4Kモニターは、それなりに重量があります。
  • 手持ちのアーム、もしくは購入予定のアームが
    「27インチ・約5〜6kgクラス」に対応しているかは事前チェック必須です。

2. VESA規格の確認

  • どちらのモデルも VESA 75×75mm 対応です。
  • モニターアーム側が75×75に対応しているか、
    もしくは 75×75⇔100×100変換プレートが必要かも確認しておくと安心です。

3. ケーブル取り回し

  • USB-C 1本でMacBookにつなぐ場合でも、
    • 追加でPS5用にHDMIケーブル
    • 場合によってはDisplayPortケーブル
  • など、背面の端子向きとアームの干渉も少しだけ意識しておくと、設置がスムーズです。

まとめ:アーム運用なら「i27G120U-C6」、スタンド重視なら「HSPC6」

改めて、2機種の位置づけを整理するとこうなります。

  • JN-i27G120U-C6

    • Amazon限定・価格控えめ
    • スタンドはシンプル(チルトのみ)
    • モニターアーム運用前提ならこちらで十分
  • JN-IPS27G120U-HSPC6

    • 多機能スタンド付き(昇降・スイーベル・ピボット対応)
    • 価格はi27G120U-C6より数千円高い
    • アームを使わず、純正スタンドで柔軟に運用したい人向け

私のように、

  • 在宅での開発作業がメイン
  • MacBookをUSB-C 1本でつなぎたい
  • PS5でも4K120Hzで遊びたい
  • かつ、モニターアーム前提のデスクレイアウト

という条件であれば、

「中身はほぼ同じなので、アーム前提なら安いi27G120U-C6を選ぶ」

という結論になりました。

このあたりの検討プロセスが、
同じようにPX277PROのようなWQHD環境から4K120Hzにステップアップしたい人や、
モニターアーム運用を前提にモニターを選んでいる人の参考になれば幸いです。