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27インチ?28インチ?JN-IPS27G120U-HSPC6とJN-IPS28G144U-HSPC6を在宅エンジニア目線で比較

はじめに:27インチと28インチ、どっちが自分向き?

私は在宅で開発作業をしているエンジニアで、
いまは Pixio PX277PRO(27インチ WQHD) をメインに使っています。

  • 解像度:WQHD(2560×1440)では 作業領域と文字のキレに物足りなさがある
  • 視聴距離:モニターまで 約65cm
  • 使用用途:
    • MacBookでの開発・執筆・ブラウジング
    • PS5でのゲーム
    • 将来的にはブログ「DeskTechLab」での検証・レビュー

この条件で乗り換え候補として気になっているのが、JAPANNEXTの

  • JN-IPS27G120U-HSPC6(27インチ / 4K 120Hz)
  • JN-IPS28G144U-HSPC6(28インチ / 4K 144Hz)

の2機種です。

どちらも 4K解像度・USB-C 65W給電・KVM・高機能スタンド付き という共通点が多く、
「じゃあ 27 と 28 の違いって、実際どこを見ればいいの?」というのを自分なりに整理しておきます。


主な比較項目:共通点と違い

共通しているポイント

2機種に共通しているのは、以下の通りです。

  • 4K(3840×2160)解像度
  • IPS系パネル・ノングレア
  • 高リフレッシュレート(120Hz以上)
  • 応答速度 1ms (MPRT)
  • USB-C(最大65W給電)
  • HDMI / DisplayPort 搭載
  • KVM機能
  • 昇降・スイーベル・ピボット対応の 高機能スタンド

「4K+USB-C 1本+KVM+高機能スタンド」という意味では、
どちらも**多機能な“全部入りモニター”**というポジションです。

主なスペック比較

項目JN-IPS27G120U-HSPC6(27インチ)JN-IPS28G144U-HSPC6(28インチ)
画面サイズ27インチ28インチ
解像度3840×2160(4K)3840×2160(4K)
リフレッシュレート最大 120Hz最大 144Hz
パネルIPS(AHVA)IPS(AAS)
輝度最大 400cd/m² クラス(HDR400相当)最大 300cd/m² クラス
色域sRGB 100% / DCI-P3 約95%sRGB 100% / DCI-P3 約83%
応答速度1ms (MPRT)1ms (MPRT)
USB-C給電最大65W最大65W
KVM対応対応
PIP / PBP公式スペック上は言及なし対応(2画面同時表示可)
スタンド昇降・スイーベル・ピボット対応昇降・スイーベル・ピボット対応

※細かい仕様は販売サイトや公式ページによって表記が微妙に違うので、最終的には購入前に要確認。


27インチ vs 28インチ:サイズと見え方の違い

ドットの細かさ(ppi)の違い

どちらも解像度は同じ 4K(3840×2160)ですが、
インチが違うので 1インチあたりのドットの細かさ(ppi)が変わります

  • 27インチ: 約 163ppi
  • 28インチ: 約 157ppi

数値としてはわずかな差ですが、
27インチの方が少しだけドットが細かく、文字やUIがシャープになります。

視聴距離65cmでの体感

私の環境では、モニターまでの距離はだいたい 65cm前後

この距離感だと、

  • 27インチ4K
    → 「かなり細かいけど、スケーリング次第で十分実用的」
  • 28インチ4K
    → 「27インチより ほんの少しだけ文字が大きく、見やすい」

というイメージです。

macOSでいうと、

  • デフォルト(実効 2560×1440 相当)
    → 今の PX277PRO と“広さは同じ”で、キレだけ上がる
  • 「スペースを拡大」寄り(実効 3008×1692 や 3200×1800)
    → 今より作業領域が広がる代わりに、文字が小さくなる

ここで効いてくるのがインチ差で、
同じ実効解像度を選んだとき、28インチの方がわずかに文字が大きく見える、という程度の違いです。


リフレッシュレート:120Hz vs 144Hz

PS5利用を前提にしたとき

私は PS5 でも同じモニターを使う想定ですが、
PS5側は 4K出力が最大120Hzまでなので、

  • 27インチ(120Hz)
  • 28インチ(144Hz)

の違いは、PS5に限って言えばほぼ影響がありません

どちらも HDMI 2.1 経由で 4K 120Hz+VRR に対応しているので、
コンソールゲーム用途だけを見ると 体験はほぼ同等になります。

PCゲーム用途をどこまで重視するか

差が出るのは PCゲームで 144Hz をちゃんと出せるかどうかです。

  • ハイエンドGPU+ある程度軽めのタイトルで 4K 144Hz を狙いたい
  • 120Hzよりも「もう一段ヌルヌル」を重視したい

という場合には、28インチの 144Hz が活きてきます。

一方で、

  • そもそも 4K 120Hz ですら GPU 的に厳しい
  • 144Hzを活かせるタイトル・設定で遊ぶ機会が多くない

という環境なら、
120Hzと144Hzの差よりも、他の要素(輝度・色域・価格)の方が効いてくると感じます。


輝度と色域:作業用モニターとしての差

27インチ:明るさと色域重視タイプ

JN-IPS27G120U-HSPC6 は、

  • 最大輝度:約 400cd/m²
  • 色域:sRGB 100% / DCI-P3 約95%
  • HDR400相当

と、明るさと色の広さがかなり優秀です。

白背景でコードやドキュメントを長時間表示する私のような使い方では、

  • 部屋が明るくても文字がしっかり見える
  • UIや写真、グラフなどの発色がリッチ

というメリットが大きいです。

28インチ:リフレッシュレート優先のバランスタイプ

JN-IPS28G144U-HSPC6 は、

  • 最大輝度:約 300cd/m²
  • 色域:sRGB 100% / DCI-P3 約83%

と、公称値だけを見ると 27インチよりやや控えめ です。

  • 部屋の照明がそこまで明るくない
  • ゲーム寄りの使い方が多い
  • 多少の輝度差よりも 144Hz や PIP/PBP を優先したい

といった人向けのバランスになっている印象です。


機能面の違い:PIP/PBP の有無

意外と大きいのが PIP/PBP(2画面同時表示)機能です。

  • 27インチ(JN-IPS27G120U-HSPC6)
    • 公式スペックを見る限り、PIP/PBPについての記載はなし
  • 28インチ(JN-IPS28G144U-HSPC6)
    • PIP/PBP対応
    • PC+ゲーム機、PC+PC などを同時表示可能

「常に2台の画面を並べて見たい」「検証用で別入力をチラ見したい」
といった用途があるなら、28インチのPIP/PBPは確かに魅力です。

ただし、4Kを半分に割ると、

  • 左右2分割…1画面あたり フルHD相当
  • 65cm距離の 28インチをさらに半分
    → 「常用はちょっときついが、状況把握用にはアリ」というサイズ感

くらいなので、
「がっつり2画面作業」ではなく「補助的に使う機能」と割り切るのが良さそうだと感じています。


在宅エンジニアとしての結論:どっちを選ぶか

私の条件を整理すると、

  • メインは MacBookでの開発・執筆・ブラウジング
  • PS5でも使うが、4K 120Hzが出れば十分
  • 視聴距離は 約65cm
  • 解像度の不満(WQHD→4Kにしたい)が一番の動機
  • 明るさと色域もそれなりに重視したい
  • モニターアーム運用する可能性も高い

この前提だと、現時点での結論はこうなります。

✅ こんな私には 27インチ(JN-IPS27G120U-HSPC6)優位

  • 65cm距離での 27インチ4K は、 作業領域と見やすさのバランスが取れた最適なサイズ
  • 輝度 400cd/m² クラス&広色域で、
    日中の明るい部屋でも文字が見やすく、UIもきれい
  • PS5用途では 120Hz で十分
  • Macで「スペースを拡大」寄りのスケーリングをかけても、
    28インチとの差は文字サイズが少し大きいか小さいか程度

開発+執筆+PS5用途の“オールラウンダーな4Kモニター”として、27インチ版が一番しっくりくる、というのが今の感覚です。

✅ こんな人なら 28インチ(JN-IPS28G144U-HSPC6)も有力

逆に、以下の条件に当てはまるなら、
28インチ版を選ぶ理由はかなりあります。

  • PCゲームで 4K 144Hz を積極的に狙いたい
  • PIP/PBP を使って「PC+ゲーム機」「仕事PC+検証PC」を 同時表示してチラ見したい
  • 27インチよりも、文字がわずかに大きく見えてほしい
  • 部屋の明るさはそこまで強くなく、輝度 300cd/m² でも問題なさそう

まとめ:27インチが軸、28インチは“ゲーム+PIP/PBP”特化として検討

  • どちらも:
    4K+USB-C 65W+KVM+高機能スタンドという意味では、
    在宅エンジニアにもゲーマーにも刺さる「全部入り」モニター

  • 27インチ(JN-IPS27G120U-HSPC6):

    • 高輝度&広色域
    • 4K 120Hz
    • MacやPS5との相性が良い、バランス寄りオールラウンダー
  • 28インチ(JN-IPS28G144U-HSPC6):

    • 4K 144Hz
    • PIP/PBP対応
    • 「PCゲームのフレームレート」と「2画面同時表示」を活かしたい人向け

私自身は、まずは 27インチ版(JN-IPS27G120U-HSPC6)を軸に考えつつ、
「ゲームにもっと振りたい」「PIP/PBPを本格的に使う」タイミングで28インチ版を検討する

という順番で考えています。

同じように WQHD 27インチから4Kにステップアップしたい在宅エンジニア の方や、
Mac+PS5のデュアル用途でモニターを探している方の参考になれば幸いです。