2025/12/09
Pixio PX277 PRO + JN-IPS27Q-C6で組むWQHDデュアル構成案:会議と作業を両立するための検討メモ
Pixio PX277 PRO + JN-IPS27Q-C6で組むWQHDデュアル構成案
この記事は、まだ実際には購入していない段階での
「Pixio PX277 PRO + JN-IPS27Q-C6でWQHDデュアルを組んだらこうなりそう」
という 構成案と検討メモ です。
前の記事で、
- ウルトラワイド1枚構成は画面共有運用と相性が悪い
- 物理2枚構成は維持したまま、解像度だけFullHD→WQHDに上げたい
という方針までは固まったので、
次の一歩として 具体的なモニターの組み合わせ を決めていきます。
想定している最終構成:27インチWQHD × 2枚
想定している構成は、手持ちのモニターを活かしつつ、
1枚追加する形です。
- 所持モニター
- Pixio PX277 PRO(27インチ / WQHD / 165Hz / USB-C 65W給電)
- 購入候補モニター
- JAPANNEXT JN-IPS27Q-C6(27インチ / WQHD / 100Hz / USB-C 65W給電)
どちらも
- 27インチ
- 16:9
- 2560×1440(WQHD)
- USB-C給電対応(最大65W)
という共通点が多く、
「在宅用のWQHDデュアル環境」を作るにはちょうどよさそう
というのが、現時点での印象です。
それぞれのモニターを前提情報として整理
所持モニター:Pixio PX277 PRO
PX277 PROは、すでにメインモニターとして使っているので、
- 27インチ / WQHD(2560×1440)
- Fast IPSパネル
- リフレッシュレート 165Hz
- USB-C(最大65W給電)
- 発色や視野角に大きな不満なし
ということは実機で確認済みです。
「この1枚の感触には満足しているので、
これを軸に“片割れ”をどうするか考える」というのがスタート地点です。
購入候補:JAPANNEXT JN-IPS27Q-C6
スペックシートやレビューを眺める限り、JN-IPS27Q-C6は
- 27インチ / WQHD(2560×1440)
- IPSパネル
- リフレッシュレート 最大100Hz
- USB-C(最大65W給電)
- HDR対応、フリッカーフリー、ブルーライト軽減
- VESA対応、スピーカー内蔵
といった特徴のある、素直なWQHDモニターという印象です。
「PX277 PROとまったく同じ」ではありませんが、
- サイズと解像度が同じ
- 用途も「在宅作業+オンライン会議」が中心
と考えると、ペアを組ませやすい候補に見えます。
想定している配置と役割分担
配置案:左メイン作業/右会議用
現時点でイメージしているのは、次のような配置です。
- 左:PX277 PRO(165Hz)
- メイン作業用
- IDE、ブラウザ、資料作成、軽いゲームなど
- 右:JN-IPS27Q-C6(100Hz)
- オンライン会議用
- Teams/Google Meetのウィンドウ
- 画面共有時は「右モニター全体」を共有
こうすることで、
- 普段は WQHDデュアルとして広く使える
- 会議中は 「右画面を丸ごと共有する」だけ で済む
という、今までのFullHDデュアルとほぼ同じ運用を維持できるはずです。
会議運用イメージ
オンライン会議では、次のような運用を想定しています。
- Teams/Google Meetを右モニターに常駐させる
- 「画面全体の共有」で、右モニターを選択
- 見せたいアプリ(ブラウザ、Excel、PDFなど)は
すべて右モニターの中で開く(Alt+Tabで切り替え)
こうしておけば、
- 会議中に「共有するウィンドウ」を選び直す必要がない
- 自分用メモやチャットは左モニターに置いておけば、
相手には一切見えない
という、今までと同じ“ラクな運用”を維持できる見込みです。
この構成で期待しているメリット
1. 作業領域の素直な拡大
FullHDからWQHDになることで、
- 横:1920 → 2560
- 縦:1080 → 1440
と、表示できる情報量がかなり増えます。
27インチWQHDを2枚にすると、
- 1枚を横2分割 → 各ウィンドウが 1280px幅
- それが2枚分なので、
IDE/ブラウザ/資料/チャットなどを
無理なく4ウィンドウ常駐 させられるイメージです。
2. 役割を決めやすい「似たスペックの2枚」
サイズと解像度が同じなので、
- どちらをメインにしても違和感は小さい
- 今回はリフレッシュレートと用途を考えて、
→ 「左:作業用(165Hz)」「右:会議用(100Hz)」に割り当て
といった分け方がしやすいです。
「右画面は基本“人に見せるものだけ”置く」というルールにすると、
頭の中も整理しやすく、運用ミスも減らせそうです。
3. USB-C給電65W×2による配線のシンプル化
両方のモニターが
- USB Type-C
- 最大65W給電
に対応しているため、
- ノートPCをUSB-C 1本で接続
- 場合によっては、モニター側のUSBハブも併用
といった構成が取りやすくなります。
「PCにACアダプタ+HDMI+USB…」という状態から、
「PCにUSB-C 1本」へ近づけたい という狙いもあるので、
ここはかなり期待しているポイントです。
事前に想定しているデメリット・懸念点
1. 機種違いによる色味・明るさの差
- PX277 PRO:色域広め・明るめ
- JN-IPS27Q-C6:sRGB 100%・輝度控えめ
という前提があるので、
- 並べたときに色味や明るさの差はそれなりに出そう
- 写真編集のような用途で「2枚またいで色確認」は向かなそう
という懸念はあります。
実際には、
- 「左:作業・右:会議」と役割を分ける
- 必要なら明るさと色温度を手動で近づける
くらいで、実用上は十分かな…と考えています。
2. リフレッシュレート差(165Hz vs 100Hz)
- 左:165Hz
- 右:100Hz
という差があるので、
- マウスカーソルを高速移動させると、
若干滑らかさの違いを感じる可能性 - ゲーム用途は基本的に 左モニター固定 にした方が良さそう
といった点は、事前に織り込んでおくつもりです。
3. デスク幅とアーム構成の再調整
27インチ×2枚は、それなりに横幅を取ります。
- モニターアームの耐荷重と可動範囲の確認
- スピーカーやマイク、Webカメラの置き場所再検討
- キーボードの位置と視線の正面をどちらに合わせるか
など、物理配置の微調整は必要になりそうです。
まとめ:まずは「構成案」を固めてから、実機レビューへ
現時点ではまだ JN-IPS27Q-C6を購入していない段階 なので、
この記事はあくまで
- 構成案
- 期待している改善ポイント
- 事前に見えている懸念点
を整理した 検討メモ という位置づけです。
方針としては、
- ウルトラワイドではなく、WQHDデュアル構成を目指す
- その中で、手持ちの PX277 PROを軸 に構成を組み立てる
- ペア候補として JN-IPS27Q-C6 を第一候補にしている
というところまで固まりました。
実際に購入してしばらく使ってみたら、
- 設置してみてどうだったか
- 会議運用はイメージ通りラクになったか
- 色味やリフレッシュレート差はどこまで気になるか
といった「実機レビュー編」を、改めて書くつもりです。
同じように、
- ウルトラワイドかデュアルか迷っている
- でもオンライン会議の運用を崩したくない
という人の、構成検討のヒントになれば幸いです。