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ウルトラワイドを見送ってWQHDデュアルにした理由:Zoom/Teams/Google Meetと画面共有から考える

ウルトラワイドを見送ってWQHDデュアルにした理由

きっかけ:FullHDデュアル環境への小さな不満

ここ数年、在宅作業では

  • FullHD(1920×1080)のモニター2枚構成

で作業してきました。

構成はシンプルで、

  • 片側:オンライン会議で 画面全体を共有する用
  • もう片側:自分だけが見る メモ・資料・チャット用

というスタイルです。

この構成自体はかなり気に入っているのですが、
使い続けるうちに、こんな不満が出てきました。

  • ExcelやIDE、ブラウザを横に2分割すると どちらも狭い
  • もう少し情報量を増やしたい
  • どうせなら モニター構成ごと見直してもいいのでは?

そこで候補に上がったのが、

  • 34インチクラスのウルトラワイドモニター 1枚構成
  • WQHD(2560×1440)の27インチを2枚構成

の2パターンでした。


画面共有ツールごとの「できること」を整理する

まずは、自分がよく使うオンライン会議ツールの
画面共有の仕様を整理しました。

Zoom:画面の一部を共有できる

Zoomは、共有方法がかなり柔軟です。

  • 画面全体(ディスプレイ単位)
  • アプリ単位
  • 画面の一部(任意の範囲をドラッグして指定)

この「画面の一部」機能を使えば、
ウルトラワイドモニター1枚構成でも、

  • 左側 2,560×1,440相当だけ共有
  • 右側は自分だけのメモやチャット

といった使い方が現実的にできます。

Zoomだけを使うなら、ウルトラワイドとの相性は悪くありません。


Microsoft Teams:画面全体 or ウィンドウ単位

一方 Microsoft Teams は、

  • 画面全体
  • 特定のウィンドウ
  • PowerPoint Live/ホワイトボード

といった共有方法が中心です。

任意の一部分だけを切り取る共有機能はありません。

そのため、

  • ウルトラワイドの「画面全体」を共有すると
    → 参加者側には横に長すぎる画面が表示される
  • 「ウィンドウ共有」にすると
    → 見せたいアプリを変えるたびに、共有先を選び直す必要がある

という、どちらも少し扱いづらい状況になります。


Google Meet:タブ/ウィンドウ/画面全体

また Google Meet も、

  • ブラウザタブ
  • ウィンドウ
  • 画面全体

という構成で、やはり 「画面の一部」共有はなし

Zoomのように「広い画面の一部だけを切り取る」運用は想定されていません。


自分の画面共有スタイルとのギャップ

ここで改めて、自分の画面共有スタイルを言語化してみました。

  • 基本は 「片側の画面を丸ごと共有」 する
  • 会議中に見せるアプリは
    → 共有している側の画面の中で Alt+Tabで切り替えるだけ
  • アプリ単位の共有先切り替えは極力やりたくない

つまり、

「一度“画面全体共有”を開始したら、あとはアプリ切り替えだけで乗り切りたい」

というタイプです。

このスタイルと、Teams/Google Meetの仕様を突き合わせると、

  • 物理モニターが1枚になるウルトラワイド構成では
    → 「画面全体共有」にすると、何を表示しても全部見えてしまう
    → 「ウィンドウ共有」にすると、共有対象の切り替えが面倒

という、どこかを妥協しないと成立しない構成になってしまいます。


ウルトラワイドを“やめた”決め手

ウルトラワイドを検討していたときは、

  • ベゼルが真ん中にない大画面
  • 横に3〜4分割しても余裕の作業領域
  • ゲームや動画視聴では没入感が高い

と、メリットもたくさん見えていました。

それでも 見送ることにした決め手 は、次の2点です。

  1. Teams/Google Meetで「画面全体共有」を維持するのが難しい
  2. 自分は「共有先のアプリをいちいち切り替える」のが、とにかくストレス

「Zoomだけならなんとかなるけど、
実際にはTeamsとGoogle Meetを日常的に使う」という現実を考えると、

ウルトラワイド1枚構成は、自分のワークフローと根本的に相性が悪い

という結論になりました。


方針転換:構成はそのまま、解像度だけ上げる

そこで発想を少し変えて、

  • 物理2枚構成はそのまま維持
  • 代わりに 1枚あたりの解像度をFullHD → WQHDへアップグレード

という方針に切り替えました。

WQHD(2560×1440)は、FullHDと比べて

  • 横:1920 → 2560
  • 縦:1080 → 1440

と、単純計算で 約1.78倍の情報量 が表示できます。

これを2枚並べれば、

  • 画面共有の運用は 今まで通り「片側全画面共有」
  • 作業領域だけを 着実に広げられる

という、「会議運用を崩さない」形でのアップグレードが実現できます。

具体的なモニター構成(Pixio PX277 PRO + JN-IPS27Q-C6)の組み合わせ案や、
狙っている改善ポイントについては、別記事で詳しくまとめます。