2025/12/07
EarPods(USB-C)だけじゃない。会社に持っていくUSB-C有線イヤホンを整理してみた
前提:家ではBluetoothで足りているけれど、会社用の“保険の1本”が欲しい
私の普段の使い方はこんな感じです。
- 自宅:
- Bluetoothイヤホン
- MacやWebカメラのマイク
- 用途:
- リモート会議
- コーディング
- 動画・音楽の視聴
正直、自宅だけならこれで完結します。
ただ、会社や外に出るときに
- 会議室やフロアによってBluetoothが使いづらい
- 別のMacや共有PCで会議に入ることがある
- 「有線を1本カバンに入れておけば安心」という状況が増えた
ということもあって、
「会社用に、USB-Cの有線イヤホンを1本(もしくは2本)決めておきたい」 と思うようになりました。
この記事では、
- 主にMacで使うことを前提に
- 会社やカフェでも使いやすく
- シンプルに挿すだけで音+マイクが動く
という目線で、インナーイヤーとカナル型の候補をまとめて整理します。
インナーイヤー側の候補
EarPods(USB-C)
(Mac用“標準装備”としての本命)
- タイプ:インナーイヤー
- 接続:USB-C
- 特徴:
- MacBookに挿すだけで音もマイクもほぼ間違いなく動く
- 操作がシンプルで、初めての環境でも迷わない
- 価格と安心感のバランスが良い
「とりあえずカバンに1本入れておく」 という目的なら、
EarPods(USB-C)はかなり強い候補です。
JBL Tune 305C USB-C
(会社+カフェでBGMも楽しみたい人向け)
- タイプ:インナーイヤー(音楽寄り)
- 接続:USB-C
- 特徴:
- EarPodsより少し低音寄りの、楽しいサウンド
- インナーイヤーで耳への圧迫感が少ない
- オンライン会議も通話も、ひととおり無難にこなせる
「会社でもカフェでもMacで作業することが多い」
という使い方なら、EarPodsより JBL 305Cを1本だけ持っておくのも現実的です。
カナル型側の候補
radius HP-NEL11C
(オフィスがうるさいときの“ちょい遮音+日本メーカー枠”)
- タイプ:浅め装着のカナル型
- 接続:USB-C
- 特徴:
- インナーイヤーより遮音性が高い
- 日本メーカー製で品質に安心感がある
- 通話・メディア操作用のリモコン付き
オープンオフィスやカフェなど、周囲の音が常にざわざわしている環境では、
EarPodsよりも radius の方が、音量を上げすぎずに済む可能性があります。
JBL Tune 310C USB-C
(通勤・通学でも使うならこちら)
- タイプ:カナル型
- 接続:USB-C
- 特徴:
- 遮音性が高く、低音もしっかり
- 通勤・通学などの「移動+音楽」に向いている
- 在宅や会社での会議でもそのまま使える
「会社用としてカバンに入れておくけど、電車でもガッツリ音楽を聴きたい」という場合は、
インナーイヤーの305Cではなく、カナル型の310Cを選ぶ方が満足度が高いと思います。
Samsung Type-C Earphones(EO-IC100 / AKG)
- タイプ:カナル型に近いインイヤー
- 接続:USB-C
- 特徴:
- AKGチューニングのバランスの良い音
- Galaxy向けの純正寄りアクセサリとして定番
Macで使うこと自体は問題ない範囲ですが、
Galaxyスマホも一緒に持ち歩いている人が、両方で使い回すイメージに向いています。
Xiaomi Type-C イヤホン(コスパ重視枠)
- タイプ:カナル型
- 接続:USB-C
- 特徴:
- 価格が安く、通話+メディア操作が揃っている
- 「とりあえず予備でカバンに入れておきたい」用途に向く
「会社用の有線は、最悪失くしてもダメージが少ないものがいい」という場合の、コスパ枠です。
ASUS ROG Cetra II(ゲーム+没入感枠)
- タイプ:カナル型(ゲーミング)
- 接続:USB-C
- 特徴:
- アクティブノイズキャンセリング(ANC)
- ノイズ抑制付きマイクでボイチャ向き
- ゲーム用途を想定したチューニング
これはどちらかというと「会社用」よりも、
- 帰宅後にMacやPCでゲームをする
- 出先でもゲーム機やPCで遊ぶ
という人向けの“趣味全振りの1本”です。
Macでもゲームをするなら、候補として覚えておくくらいの位置づけで良さそうです。
一覧で整理:会社に持っていく視点
| モデル名 | タイプ | 主な強み | 会社・外での使い方イメージ |
|---|---|---|---|
| EarPods(USB-C) | インナー | Macとの相性・純正の安心感 | 「とりあえず1本」カバンに常駐させる標準装備 |
| JBL Tune 305C | インナー | BGMも楽しめる音楽寄りサウンド | 会議+カフェ作業でBGMをよく流す人向け |
| radius HP-NEL11C | カナル | 遮音性と日本メーカーの安心感 | オープンオフィスで集中したいときの“遮音プラス” |
| JBL Tune 310C | カナル | 通勤・通学での音楽と遮音性 | 電車+会社の両方で使う1本 |
| Samsung EO-IC100 | カナル寄り | Galaxyとの相性とバランスの良さ | GalaxyとMacの両方で使いたい人 |
| Xiaomi Type-C | カナル | 安くて全部入り(通話+メディア操作) | 「最悪失くしてもいい」予備イヤホン |
| ASUS ROG Cetra II | カナル+ANC | ゲームと没入感、ボイチャ向け | 仕事後にMacやPCでゲームもしたい人向け |
私ならこう選ぶ(会社+Mac前提)
1本だけ選ぶなら
今の自分の使い方(自宅はBluetooth、会社ではMac中心)を前提にすると、
-
無難さ・安心感優先:
→ EarPods(USB-C)
「とりあえずこれをカバンに入れておけば、どのMacでも会議に参加できる」感が強いです。 -
会社+カフェでBGMも重視:
→ JBL Tune 305C
会社帰りにカフェ作業もよくするなら、EarPodsより305C1本の方が楽しそう。 -
電車通勤がっつり+会社でも使う:
→ JBL Tune 310C か radius HP-NEL11C
通勤中にもしっかり音楽を聴きたい人は、カナル型の方が音量を上げずに済みます。
2本持ちでもよければ
本気で快適さを取りに行くなら、
「インナーイヤー1本+カナル型1本」 の2本体制がいちばんラクです。
例:
- 会社・会議用(Mac):EarPods(USB-C)
- 通勤・カフェ・集中用:JBL 310C or radius HP-NEL11C
こうしておけば、
- 静かな会議や作業 → 耳に優しいインナーイヤー
- うるさいフロアや電車 → 遮音性の高いカナル型
と、シーンに合わせて使い分けられます。
まとめ:自宅Bluetooth+「会社用有線1本」のバランス
自宅では今まで通り、
- Bluetoothイヤホン
- MacやWebカメラのマイク
で完結させつつ、
- 会社・カフェ・出先での “最後の保険” としてUSB-C有線イヤホンを1本決める
というのが、現実的で扱いやすい落としどころだと感じました。
そのうえで、
- 一番無難に行くなら:EarPods(USB-C)
- BGMも楽しみたいなら:JBL 305C
- 通勤・騒がしい環境も多いなら:JBL 310C / radius HP-NEL11C
このあたりから、自分の「会社での過ごし方」に近いものを選べば、
カバンの中に頼りになる“有線の相棒”が1本決まるはずです。